注意(ちゅうい) 
したのぶんを おとなによんでもらってから
おとなといっしょにつくりましょう。おとなといっしょになげましょう。
ブーメランに対する注意

ブーメランの製作およびブーメランの取り扱いの際に生じた事故等に関して、当協会は一切責任を負いません。
所有者および製作者、保護者の責任の下、ブーメランを適切に取り扱ってください。
ブーメランを投げる時の注意

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5.
人や物を傷つけることがあります。投げる時は必ず周囲を確認し広い場所で投げてください。
初めて投げるブーメランは思いもよらぬ動きをすることがあります。初めて投げるブーメランは、必ず力を抜いて投げてください。その後、ブーメランの動きを確認しながら力を加えて投げてください。
ブーメランを地面と水平に投げたり、風の強い日に投げてはいけません。大変危険です。
複数名で投げる時は必ずひとりずつ順番に投げるか、各自が十分離れて投げてください。
万一、他人にぶつかりそうな時は、大きな声で危険を知らせてください。
目の安全のため「ゴーグル(保護眼鏡)」をつけましょう。

木製ブーメランの作り方(右利き用)
(0)用意
  ・材料(4〜6mm厚のシナベニア など)
・糸ノコ・ジグソーなど木を切る道具
・ヤスリ・紙ヤスリ
・木工用塗料など


50%の型紙(B5)
型紙はPDF形式です。印刷にはAdobe Reader
必要です。
○原寸・B3 
○原寸・B4 二分割  
○原寸・A4 四分割    

(1)切り抜き
  糸ノコ・ジグソーなどで材料を型通りに切り出す。
初心者は右図の型紙を参考にすること。

(2)削る

  ヤスリなどで翼型になるように削る。
削った面を「表」と呼ぶ
<ポイント>
 ・飛行機と異なり翼は回転するため、翼端から見て「全て左側」をなだらかに削ります。
 ・削りが少ないとブーメランの軌道が大きな円に
  なります。投げる時に強い力が必要です。
 ・削って揚力をつけるほどブーメランの軌道は
  小さな円になります。
 *左利き用は削る向きを左右反対にします。
(3)仕上げ 試し投げをしてから、紙ヤスリで表面を滑らかに仕上げる。
最後に木工用塗料などで塗装し木の劣化を防ぐ。
<ポイント>
 ・裏と表を間違えないようなカラーリングをお勧めします。
  表面へ複数の色、裏面はクリアラッカーのみ、もしくは単色を用いるのが一般的です。
 ・飛ばした際に見失わないようなカラーリングをお勧めします。
  緑や青のみのカラーリングは空や芝生に溶け込みやすいのでお勧めしません。

投げ方(右利き用)
はじめに 基本は紙ブーメランの持ち方・投げ方と同じです。
表面が見えるよう、右手で翼端を持ち当て、やや目線より上の方向へ、
縦に投げると戻ってきます。手首を使い、回転を与えるように投げましょう。

*左利き用は左右対称の投げ方です。

持ち方 右手でこぶしを作る。表が見えるように次の1)2)いずれかの持ち方をする。
1)親指と人差し指の第一関節で翼を挟む:図の左
2)親指と中指で翼を挟み、人差し指をかけるように
 つまむ:図の中央
横から見ると図の右のようになる。

<ポイント>
 ブーメランの重心(中心)が手の甲側へいくほど
 投げた時に回転が強くかかり戻り易くなります。


投げ方 ・必ず立てて投げる。傾けても時計の針で言えば
 12時〜1時までの間。(「持ち方」の図の右)
・投げる瞬間に手首のスナップを強く利かせて
 ブーメランに強い回転を与える。
・投げる高さは目線よりやや上。

*横から見た図
・弱い風が吹いている場合は風上に対して右45度〜
 90度の方向に少し弱く投げる。

<ポイント>
 ・投げ終わる瞬間までブーメランを横に傾けない
  ように注意してください。

*上から見た図

飛び方の補正 舞い上がってしまう場合(次のいずれか)
・もっと垂直に立てて投げる
・投げる力を弱くする
・回転を弱くする
・ブーメランの翼端を裏側へ反らす。

低く飛んで落ちる場合(次のいずれか)
・少し寝かせる(時計で言えば最大で2時まで)
・翼をもっと削り揚力を高める
・ブーメランの翼端を表側へ反らす。



キャッチ 戻ってきたブーメランは両手の手のひらで挟んでキャッチする。ただし顔の高さだったり、スピードの速い時など危険な時は、キャッチせず避ける。

持ち方・投げ方・チューニングの詳細は
ブーメランハンドブック」をご覧ください。
各図も詳細に掲載しています。

 

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