国内・世界大会 公式ルール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■初めて参加する競技会 競技会の運営方法や、気をつけることなど。 ■PDF版 個人戦・団体戦のルール |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アキュラシー(正確さ) <Accuracy> | ファストキャッチ <Fast Catch> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
いかに投げた地点の近くに戻すかを競う種目 | 5回キャッチするまでのタイムを競う種目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
半径2m円内からブーメランを投げ、20m以上の飛距離を得て、いかに投げた地点の近くに戻って来たかを競う種目。 一人10回投げその合計得点で順位を決める。満点は100点で飛行中のブーメランに触れると無効。唯一キャッチの必要がない種目。 |
最初に投げた瞬間から1分以内に5回キャッチして半径2m円内に身体の一部が入った瞬間までの時間を競う種目。 必ず半径2m円内からブーメランを投げなければならないことと、飛距離が20m以上であることが要求される。2回チャンスが与えられ、良い方の記録が採用される。1分以内にキャッチできなかった場合は、左下のタイムが採用される。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
単純に見えながら、実は使用するブーメランの特性を熟知していること、風を正確に読むこと、そして投げるときの集中力といったどちらかと言えば体力よりも精神力が要求される基本的な種目です。 世界記録 得点:99 名前:Alex Opri 試合:Viareggio/I, 27. Oct. 2007 日本記録 得点:96 名前:本田健嗣 試合:JBA 秋季大会 2010年 |
|
できるだけ投げた地点から動かずにキャッチすることが重要なポイントで
2m円外でキャッチした場合は円内に戻らなければなりません。速い人で、一周約70mを2.5秒程度で投げますので、ブー
メランの速度は時速100Km にもなります。 世界記録 Time:14.07 名前:Manuel Schutz (CH) 試合:Besacon FR, 16./Sep. 2017 日本記録 Time:16.53 名前:本田健嗣 試合:秋季競技会(京都) 2014年 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【ブーメランとチューニング】 | 【ブーメランとチューニング】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
直径20〜23mの円を描き手もとで「ポトリ」と落とすチューニングが一般的です。翼端の穴で落とすタイミングをコントロールします。 | 垂直に投げて垂直なままキャッチするチューニング(翼を下に反らす)が一般的です。回転時の揚力が出過ぎないように翼端へ穴を開けたり翼へフラップを貼ってコントロールします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*クリックで画像が大きくなります。 |
*クリックで画像が大きくなります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トリックキャッチ/ダブリング <Trick Catch /Doubling 100> |
オージーラウンド <Australian Round>
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
規定された変わったキャッチを競う種目 | ブーメランの3要素を競う種目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
半径2m円内からブーメランを投げなければならないことと、飛距離が20m以上であることが要求され、規定されたキャッチを順番に行う。 トリックキャッチは1本のブーメランを、ダブリングは一度に2本のブーメランを投げる。ダブリングの場合、どちらかのブーメランが20mを満たなかった場合、両方ともショートとなる。トリックキャッチ50点、ダブリング50点で、満点は100点。 各キャッチのポイントは以下の通り。 |
ブーメランの基本「飛距離・正確さ・キャッチ」の3要素を網羅した種目。半径2m円内から投げてできるだけ遠くへ飛ばし、できるだけ投げた地点へ戻し、そしてキャッチ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ダブリングは1本目と2本目の滞空時間差と落とす場所の近さがカギとなります。 世界記録 得点:533 名前:Manuel Schutz (CH) 試合:Bordeaux/F,9./10. May 2009 日本記録 得点:172 名前:武富治樹 試合:旭川世界大会 2006年 |
「飛距離50m・正確さ2m以内でキャッチ」した場合 6+10+4=20点となります。(1投での満点) 世界記録 得点:99 名前:Fridolin Frost (D) 試合:Viareggio/I, 27. Oct. 2007 日本記録 得点:91 名前:飯塚宣行 試合:秋季競技会(群馬) 2009年 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【ブーメランとチューニング】 | 【ブーメランとチューニング】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
翼を上へ反らし高く上がるブーメランを用いるのが一般的です。 ダブリングの場合、同形状のブーメランを2本作りチューニングで 内側:直径20〜23mの円を描かせ早めに落とす 外側:直径23m以上の円を描かせゆっくりと落とす ようにするのが一般的です。 上の画像は右が内側用です。 下は裏返した画像で右が内側用、左が外側用です。 |
重めで空気抵抗の少ない二枚翼を用いるのが一般的です。「飛距離・正確さ・キャッチ」の3要素を得るため「遠く・長く・低く」飛ぶブーメランが求められます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*クリックで画像が大きくなります。 *トリックキャッチの動画は、こちら。 ダブリングの動画は、こちら。 (提供:ブーメランのお店) |
*クリックで画像が大きくなります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
MTA(滞空時間) <Maximum Time Aloft 100> | エンデュランス <Endurance> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
滞空時間を競う種目 | 規定時間内でのキャッチ数を競う種目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
半径50m円内を競技範囲として、投げてからキャッチするまでの時間を競う種目。5投でベスト3のタイムの合計、もしくは最長の記録が採用される。この種目ではキャッチが不可欠で長い滞空時間であってもキャッチできなかったり、キャッチしても競技範囲の外であれば無効となる。なお、50秒を超えた場合は、競技の記録は50秒とする。 風のある場合は、ブーメランが風下に流されるため、通常最も風上の地点から投げ上げ、ブーメランを追いかけて風下でキャッチします。 |
半径2m円内から1本のブーメランを投げなければならないこと、また、飛距離が20m以上であることが要求される。最初にブーメランを投げてから規定時間5分以内に投げて得られたキャッチの回数で順位をつける。ただし、最後のキャッチは時間内に投げたものであれば5分を過ぎてキャッチしても有効となる。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界記録(1投での最長記録) Time:139.10s 名前:Nick Citoli (USA) 試合:WBC 2010 Individua (Roma) 5. Jun. 2010 日本記録(1投での最長記録) Time:80.84s 名前:武富治樹 試合:ジャパンカップ(福岡) 2006年 |
世界記録 得点:81回 名前:Manuel Schutz (CH) 試合:Mailand (I) 2005年 日本記録 得点:68回 名前:本田健嗣 試合:JBA 秋季大会 2010年 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【ブーメランとチューニング】 | 【ブーメランとチューニング】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
軽く薄い二枚翼を用いるのが一般的です。高く上がるよう翼端は上へ反らせますがバランスが崩れるとキリモミ状態で墜落するので注意が必要です。 | ファストキャッチ用のブーメランを用いるのが一般的です。回転時の揚力が出過ぎないように翼端へ穴を開けたり翼へフラップを貼ってコントロールします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*クリックで画像が大きくなります。 | *クリックで画像が大きくなります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
室内競技ルール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【基本事項】 スカイランでブーメランを知った、ブーメランは投げたことがあるけど競技には出ていない、という層を対象に、競技ブーメランとの間を埋めるイベントを目指す。 【競技フィールド】 投げるための場所、ブルズアイは半径1mの円とする。ライン上は円の中とみなす。ブルズアイ中心から4mの位置にフットフォルトラインを引く。 距離の測定:ブルズアイの中心から測り特定の位置にのぼりを立て、のぼりを巻いて飛べばクリアとする。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファストキャッチ <Fast Catch> | トリックキャッチ<Trick Catch> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5回キャッチするまでのタイムを記録とする。 フットフォルトライン手前ならブルズアイを出て投げる事も可能。 1スロー事にブルズアイまで戻る必要があり、5キャッチ目を終えた後ブルズアイに体の一部が触れるまでのタイムを記録とする。 タイムは1スロー目ブーメランが手から離れるか、ブルズアイを出た瞬間からスタートする。 距離は9mとし、距離をクリア出来なかったスローは有効とはならない。のぼりに当たった場合などもそのまま続行とする。 |
|
投げる時は体の位一部がブルズアイの中に触れていればokとする。 1つのキャッチ事に3回までチャレンジでき、3回中一度でも成功すればクリアとなる。 各キャッチのポイントは左の通り。 トータルの点数を記録とする。 距離は9mとし、距離をクリア出来なかったスローは有効とはならず1回のチャレンジを失う。 穴を利用してのキャッチも可とする。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【使用するブーメラン】 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発泡PP製の板を使った物とし協会が指定した材料を使用した物。 穴の数や大きさに規制は設けない。 錘の質や大きさに規制は設けないが、ブーメランの総重量30g以下とする。 <推奨素材> ・エムエフ株式会社 ベストボード 厚さ3.0ミリ ・アクリサンデー株式会社 PPクラフトシート厚さ5ミリ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ソフトブーメラン 検定 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スカイラン 軟質部門 | スカイラン 硬質部門 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■推奨:小学1年生以上 1.使用ブーメラン:スカイラン軟質(改造不可) 2.必要なサークル:半径1m円。 3.検定試験の方法:半径1mの円内からブーメランを 飛ばしてキャッチする。 <1級〜3級> ・1分間のキャッチ数で、級を検定する。 ・試験は2回行い、キャッチ数の多い方で認定する。 ・各試験前に1分間の練習あり。 3級:1分間に5回キャッチできれば3級。 2級: 同 10回 1級: 同 15回 <初段> 次のトリックキャッチ9種目を各2回のチャレンジで 全てキャッチできること。 1種目失敗した時点で受験終了。 9種目:左手、右手、両手股下、両手背中、 イーグル、ハッキー、トンネル、片手背中、 片手股下。 4.検定時の注意 ・半径1mの円外でキャッチした場合は円内に戻って から投げること。 ・本番開始前に1分間の練習が認められる。 ・飛距離は不問だがブーメランとしての飛行をすること。 ・1級合格者のみ、初段を受験可能。 ・初段の場合、複数回の受験の場合でも9種類 全てのキャッチが必要。 また、各キャッチのルールは、世界大会に準じる。 5.検定料 1級〜3級:500円 初段:1,000円 ■検定結果 ・第一回 2010年8月29日 ・第二回 2016年9月22日 |
■推奨:中学1年生以上推奨 1.使用ブーメラン:スカイラン硬質(改造不可) 2.必要なサークル:半径1m円と半径5m円。 3.検定試験の方法:半径1mの円内からブーメランを 投げ、5m以上飛ばしてキャッチする。 <1級〜3級> ・1分間のキャッチ数で、級を検定する。 ・試験は2回行い、キャッチ数の多い方で認定する。 ・各試験前に1分間の練習あり。 3級:1分間に5回キャッチできれば3級。 2級: 同 10回 1級: 同 15回 <初段> 次のトリックキャッチ10種目を各2回のチャレンジで 全てキャッチできること。 1種目失敗した時点で受験終了。 10種目:左手、右手、両手股下、両手背中、 イーグル、ハッキー、トンネル、片手背中、 片手股下、足キャッチ。 4.検定時の注意 ・半径1mの円外でキャッチした場合は円内に戻って から投げること。 ・本番開始前に1分間の練習が認められる。 ・1級合格者のみ、初段を受験可能。 ・初段の場合、複数回の受験の場合でも10種類 全てのキャッチが必要。 また、各キャッチのルールは、世界大会に準じる。 5.検定料 1級〜3級:500円 初段:1,000円 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C) 2008-2022 Japan Boomerang Association